070209_4
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月9日 |
070209_04 |
AMD |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
データセンターに優れたワット性能を提供する熱設計電力(TDP)68Wの高効率プロセッサ3種類と95Wモデル2種類
【ニューヨーク支局】米AMDは7日、データセンターに優れたワット性能を提供する「Opteron(オプテロン)」プロセッサの新製品を発表した。熱設計電力(TDP)わずか68Wの高効率製品3種類のほか、メーンストリーム製品としてTDP95Wモデル2種類も提供する。
業界をリードする、最大値わずか68WのTDPで設計されたプロセッサは、「1218HE」「2218HE」「8218HE」の3種。データセンターの高密度化と並行して、電力と冷却費用削減に取り組む企業顧客に最適のプロセッサと同社では自信をみせている。
いずれも、システムレベルでエネルギー消費を抑制するよう設計された、AMDの「パワーナウ!」を採用。複数の低クロックスピードと電圧ステートレベルを活用することで、システムのアイドルタイムを最大で75%削減できる。
データセンターの電力利用に関し世界的権威の一人とされる、米スタンフォード大学のジョナサン・クーミー教授は「データセンターの管理者から、限られた予算の中でシステムを運用するうえで、消費電力管理技術がいかに重要であるかという話をよく聞く。そのためにはアイドル時の電力を大幅に削減する能力が必要で、特にピーク時とオフピーク時の負荷の波が激しいデータセンターでは、その重要性は一段と高まる」と語る。
今回、AMDは、最大TDP95Wのメーンストリーム製品として「2200」と「8220(2・8ギガヘルツ)」の2モデルも発表。既存モデルの「オプテロン1220」とともに、メーンストリームサーバーと、ワークステーション向けに業界をリードするワット性能比と価格性能比を提供するとしている。
新プロセッサは現在発売中で、価格は1218HE=432ドル、2218HE=611ドル、8218HE=1340ドル、TDP95Wモデルの2220=698ドル、8220=1514ドル。
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