電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月23日070123_06 富士通・富士通研究所 光関連部品 光部品、光モジュール 通信インフラ用

ギガビットレベルの光伝送システムG-PON向け広い温度範囲に対応し広範な光強度差でのバースト受信が可能な光トランシーバ



 富士通と富士通研究所はこのほど、北米を中心に導入が進みつつあるギガビットレベルの光伝送システムG−PON(ギガビット・パッシブ・オプティカル・ネットワーク)向けに、マイナス40度C−85度Cまでの広い温度範囲に対応させ、広範な光強度差でのバースト受信が可能な光トランシーバの開発に、世界で初めて成功した。

  この技術を採用した局側装置用光トランシーバ製品として、SFP(スモール・フォーム・ファクタ・プラガブル)、SFF(スモール・フォーム・ファクタ)の2タイプを、4月末日に富士通から発売する。価格は個別見積もり。

  このトランシーバは、G−PONの標準規格であるITU−T G・984・2 Class Bプラス規格にフル準拠し、上り、下りの異なる波長信号の双方向伝送が可能である。

  また、独自に開発したCMOS LSIとバースト受信技術により、1千倍以上の光強度差のある信号も受信可能である。

  この性能は、十分なシステムマージンが確保できるだけでなく、分岐数の増大(32分岐以上)や加入者までの距離の増加(20キロメートル以上)にも対応可能となる。

  さらに、独自の小型光デバイス技術と高密度実装技術により、従来より20%小型化することで、SFPタイプのプラガブル光トランシーバを実現している。これにより、システム運用状態での増設や保守が容易に行える。

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