電波プロダクトニュース
070116_02
難燃性と耐マイグレーション性に優れたフレキシブルプリント板(FPC)用ハロゲンフリー感光性液状カバーレイ 新開発のハロゲンフリー感光性液状カバーレイは、100マイクロメートルの解像が可能で、フィルムタイプのカバーレイで対応できなかったランド径300マイクロメートル以下の高密度基板に対応する。また、耐マイグレーション性に優れ、高密度の配線でも信頼性を保つ(85度C/85%RH 25Vバイアス 35/35マイクロメートルパターンで1千時間を達成)。 これまでFPC用各種材料では、難燃化のため、臭素(Br)化合物が使用されてきた。FPC材料をハロゲンフリー化する場合、臭素化合物を用いずに、難燃性と耐湿信頼性を両立させることが難しかった。 同社では、標準ガラスエポキシ基板「FR−4」で、98年に世界に先駆け、ハロゲンフリー材を開発。FPC材料でも、この技術を応用することで、FPC材料、銅張板、カバーレイ、ボンディングシートでハロゲンフリー製品を開発してきた。 今回開発したハロゲンフリー感光性液状カバーレイは、この独自の難燃剤技術と、感光性材料の技術を基礎に開発。「UL94 VTM−0」クラスの難燃性と高信頼性を実現した。 同社では、「ハロゲンフリーFPC材料は、今後も伸びが見込まれており、フィルムタイプのハロゲンフリーカバーレイと、ハロゲンフリー感光性液状カバーレイを合わせて、07年度に8億円、10年度には15億円の売上げを目指す」としている。 |
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