電波プロダクトニュース
070110_03
モバイルPCなど向けHDDに代わる記憶媒体としての32Bバイト1.8インチソリッドステートディスク SSDは、NAND型フラッシュメモリーを外部ディスクとして認識させ、HDDと同様の機能を提供する。 大容量SSDはこれまで、軍事用や航空、通信業界など厳しい動作環境下でも高性能と高信頼性が求められる製品向けに使われてきた。サンディスクはこれを、モバイルPCなど個人向け、企業向け製品のHDDに代わる高性能・低消費電力の記憶媒体として提供する。 モバイル製品向けSSD開発の背景には、NAND型メモリー価格の低コスト化が進んだことが挙げられる。だが、HDDに比べればSSDはまだかなり高価で、07年上半期にも投入が予定されているサンディスクのSSD搭載ノートPCの店頭価格は、従来のHDD搭載製より600ドル程度高くなる見込みだ。 新製品は、サンディスクの特許取得済みフラッシュ管理技術「TrueFFS」によるNAND型フラッシュメモリーを使用し、平均故障間隔(MTBF)200万時間以上。読み出しレートは毎秒62メガバイト。512メガバイトのデータ転送に要する随時読み出しレートは7千IOPS(毎秒入出力)で、ほとんどのHDDより100倍高速を実現した。平均ファイルアクセスレートは0.12ミリ秒を達成している。 動作時の消費電力はわずか0.4W。こうした数々の特徴は、マイクロソフトのウインドウズ新OS「ビスタ」搭載モバイルPCに最適としている。同社は既に、OEM向けに新製品の出荷を開始した。 |
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