061207_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月7日 |
061207_02 |
テンシリカ |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
デジタル情報家電用 |
従来比30%の低消費電力化と拡張性を備えたXtensaの第7世代プロセッサコア
米テンシリカ(日本法人=横浜市港北区、高橋眞澄社長)は、プロセッサコア「Xtensa」の第7世代となる「Xtensa 7」と「同LX2」を発表した。「同7」のライセンス料は、シングルプロジェクト利用の場合で25万ドルからとなっている。
Xtensaは、必要な機能を選択できる「コンフィギュラブル性」と命令、拡張ユニット、各種I/Oを追加できる「拡張性」を備えた低消費電力プロセッサコア。プリンタ/携帯電話/AV機器メーカーを中心に、100社以上が各種SoCに採用している。
発表した第7世代プロセッサは、低消費電力化を追求。各種メモリーインターフェイスを、それぞれ独立して幅を選択できる機能のほか、データメモリーイネーブル/アクセスに対する投機実行の削減などで、従来比最大30%の低消費電力化を図っている。
また、第7世代では新たにメモリーエラーの検出、訂正のための二つの「ECCオプション」を追加するなどしている。
製造プロセス0.13マイクロメートル時、Xtensa7(小規模構成)の最大周波数は、233−250メガヘルツで、1メガヘルツ当たりの消費電力は、0.082ミリワットとなっている。
「同LX2」は「同7」の全機能に加え、「ルックアップ・ポート」「デュアル・ロード/ストア・ユニットのためのコネクション・ボックス」といった新機能を搭載している。
同社モバイルマルチメディアセグメントのラリー・プリズワラ・マーケティングディレクターは「第7世代Xtensaにより、市場で最も低消費電力、最高性能のライセンス可能なコアを提供できるようになった」とした。
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