電波プロダクトニュース
061129_01
ディーゼル微粒子除去フィルタの目詰まり確認などに使用される空圧用差圧センサー 大気汚染の原因として問題視されるディーゼルエンジンからの排ガスに含まれるPM(粒子状物質)、およびNOX(窒素酸化物)への対策として、国の「自動車NOX、PM法」と「8都県市条例(環境確保条例)」により、ディーゼル車の排ガス規制が施行されている。それに伴い、既に販売、走行中の軽油を使用した自動車は、ディーゼル微粒子除去フィルタを車検時に装着、対策する必要がある。 新製品は、DPFフィルタの目詰まり確認用として、同社の拡散型半導体圧力素子を使用した差圧センサー。特徴は(1)室外環境での耐性を強化したケーシングの採用(2)接続端子は金メッキにより耐性強化(3)駆動電圧は5ボルトと12ボルトの2種類を用意(4)温度補償機能内蔵で高性能など。 用途は、DPFのフィルタ目詰まり用のほか、建設機械、定置型ディーゼル発電機、コンプレッサ、コージェネレーション装置など。サンプル価格は2万円。目標販売数は、初年度月産1000台、3年後月産3千台。 主な仕様は、定格圧力レンジ0キロPa―100キロPa(差圧)。動作温度範囲マイナス20度―プラス70度C。アナログ出力0.5―4.5ボルト DC。外形寸法33×64×55ミリメートル。 |
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