電波プロダクトニュース
061115_02
フレキシブルディスプレイ向けに最適な新規構造の高性能有機発光型トランジスタ 今まで有機物を半導体材料に用いる有機発光型トランジスタは輝度が低く、実用化に多くの問題を抱えていた。新技術は、有機TFTと有機LEDを組み合わせた新構造の有機発光型トランジスタ。ゲート電圧により、有機LED層に注入するホールの量をコントロールすることで、輝度制御が可能になるほか、開口率を大きくとれる特徴を実現した。 有機発光トランジスタは、最大輝度1000カンデラ/平方メートル、輝度ON/OFF比1万の特性を得ることに成功した。この素子を用いて画素サイズ1.8ミリピッチの16×16ドットマトリックスパネルによる、アクティブ駆動も実現した。 試作パネルは、ガラス基板上に主要材料として、LED層に燐光発光系有機物、TFT層にはペンタセンを用い、フレーム周波数60ヘル ツ 、デューティ比64分の1の条件で駆動した場合、約200カンデラ/平方メートルの輝度が得られ、256階調制御の動画表示が可能なことを確認したという。 |
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