電波プロダクトニュース
061017_01
65ナノプロセス採用でPCIeとイーサネットMACブロックをハードコード化して内蔵したFPGA Virtex−5は、業界初の65ナノ世代FPGAとして、今年5月にロジックブロック中心のLXプラットフォームシリーズの出荷を開始した。今回の「LXTシリーズ」は、第2弾プラットフォーム。LXシリーズに、PCI Express(PCIe)などのシリアルI/O機能を強化した。 シリアルI/Oは、通信・ネットワーク機器用途でパラレルI/Oに代わり主流となりつつあるほか「音声、データ、ビデオを同時配信するトリプルプレーの浸透などで、シリアルI/Oはあらゆる機器で搭載が加速する。特に、高精細(HD)化が進む放送機器やFA機器、OA機器で需要が見込まれる」(プログラマブルデジタルシステムマーケティング担当のパー・ホルムバーグディレクタ)。 同社では、数あるシリアルI/O規格の中で伝送速度「毎秒3.2ギガビット」(3.2ギガbps)以下の領域をターゲットとし、3.2ギガbps対応のRocketIOトランシーバを採用。 同トランシーバは、3.2ギガbpsで1チャンネル当たり100ミリワット以下の低消費電力を実現する。 急速な普及が見込まれる「PCIe」と「イーサネット」をハード化することで、従来のソフトプログラム対応時に比べ開発期間の容易化、ロジックリソースの有効利用、ソフトIPのロイヤルティが不要といったメリットを提供。 LXTシリーズは6種類あり、ロジックセル数約3万個クラスの「LX30T」と「LX50T」「LX110T」はサンプル出荷開始済み。「LX85T」「LX330T」などは、今後6カ月以内にサンプル出荷する。量産出荷は07年前半を予定。価格は、08年量産出荷価格として、1千個購入時「LX30T」は109ドル、「LX110T」は529ドルを設定している。 |
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