電波プロダクトニュース
061011_02
ゴムとセラミック粉末からなる無線LANやRFID向け高周波用高誘電性アンテナ材料 新製品は、ベース材料にゴムを使用し、高誘電性セラミック粉末の配合量を調整することで、比誘電率を任意に設定できる。柔軟性があるため、曲面への張り付けも可能。 加熱圧縮法でシート成形を行うため、セラミックス製や樹脂製では難しい大判シートの成形が容易になった。耐衝撃性も向上し、切断、研磨などの加工も容易にできる。利得は5.1デシベルi、VSWRは1.38。 高周波の無線LANやRFID用のアンテナ材料としてはセラミックスがあるが、比誘電率を任意に設定できないため、アンテナ設計の自由度が低い欠点があった。比誘電率を任意に設定できる材料としては、樹脂タイプ(セラミック粉末との複合材)があるが、電極の形成が困難、複雑な金型が必要などの理由から、製品コストを下げられなかった。さらに、これらの従来材料は硬いため、柔軟性に乏しく、衝撃に弱いという欠点もあった。 新製品は、これらの問題を解決し、アンテナに求められる性能(距離や指向性など)や形状、サイズも任意に設計できる。 |
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