電波プロダクトニュース
061006_03
消費電力7.5ミリワットで毎秒1メガサンプルの16ビットADコンバータ 新製品は、設計の最適化と、それに対応した最適なプロセスを選択した結果により、低消費電力化と高性能化を両立させた。同クラスの競合製品と比べ、「コンバージョン当たり約5分の1の低消費電力化を達成。サイズもQFNパッケージ品で競合比5分の1程度に小型化した」(同社)。INL(積分非直線性)は20キロヘルツ時最大2LSB。 低消費電力化、小型化したことで、従来の熱問題が解消され、ADCを信号源近くに配置することができる。バッテリ駆動の機器で、高精度・高速ADCの使用が可能になる。 また、高サンプリングレートにより、データアグイジョンシステムでチャンネル当たりのコスト低減も図れる。 同社では、「従来、携帯端末化が難しかった心電計などの医療機器を大幅に小型化でき、半導体検査装置などでも、システム設計の複雑さが軽減される」としている。 パッケージは、10ピンMSOPとLFCSP(QFN)の2種類あり、価格は1千個受注時19.50ドル。量産開始時期は、07年4−6月を予定している。 |
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