電波プロダクトニュース
061004_08
HSDPA/W-CDMA方式とGSM/GPRS/EDGE方式に対応したデュアルモードワンチップLSI ルネサス テクノロジは、NTTドコモ、富士通、三菱電機、シャープと共同開発中のHSDPA/W―CDMA方式とGSM/GPRS/EDGE方式に対応したデュアルモード通信端末向けワンチップLSI「SH―Mobile G2」を富士通、三菱電機、シャープの携帯電話向けに、評価用サンプルとして9月末から出荷を開始した。 SH―Mobile G2は、FOMAなどのW―CDMAのグローバルな普及促進と対応端末のコスト低減をねらいとして、デュアルモードバースバンドLSIとアプリケーションプロセッサSH―Mobileを統合したSH―Mobile Gシリーズの第2弾製品。HSDPAおよびEDGE対応に機能拡張したもので、最大3.6メガビット/秒の通信速度を実現する。 また、富士通、三菱電機、シャープが共同開発に加わることで、SH―Mobile G2とOS・ミドルウエア・ドライバなどの基本ソフトウエア群および電源ICやRFICなどの共通デバイスをリファレンスとして一体化して、携帯電話プラットフォームを構築し、端末への実装を容易化する。 さらに携帯電話メーカーは、共通機能の独自開発が不要となるため、開発期間・コストを低減でき、自社端末の差別化・優位化に注力できる。同社では、07年第3四半期にこのLSIの量産を開始する予定。 |
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