電波プロダクトニュース
060926_08
冷陰極型の平面状電子源HEEDと光電変換膜であるHARP膜撮像板使用の小型超高感度撮像デバイス 新技術には、NHKが中心となって開発したHARP膜と、パイオニアが発明したHEEDの両技術を採用している。HARP膜は入射光を電荷に変換し、この電荷を膜の内部で倍増させることで、高い感度が得られる光電変換膜のこと。HEEDは、冷陰極型の平面状電子源で、低い駆動電圧で安定的に電子を放出できるなどの特徴を持つ。 両社では両技術を合わせ、昨年「HEED冷陰極HARP撮像板」の共同開発を発表したが、今回、画素数を約6倍に増やすことで、標準テレビ放送で使用できる撮像板を開発した。感度は一般的なCCDの約20倍としながら、12.8×9.6ミリの撮像領域に水平640×垂直480画素を実現している。 新技術により、報道現場などで求められる機動性の高い小型高感度カメラの実用化にメドをつけるとともに、将来的な民生用ビデオカメラや車載用暗視カメラ、防犯用カメラなどへの応用が期待されている。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|