電波プロダクトニュース
060907_01
ラジオ・データシステム機能内蔵のフルCMOS1チップ高性能FMトランスミッタ NS741は、オーディオ入力をデジタル変換し、文字データなどのRDS信号変調もあわせてDSPを使用したデジタル処理による安定したFMステレオ放送信号を発生させる仕組み。 アナログ入力では、入力レベルを自動的にコントロールでき、平均変調度をあげて一般放送局とのレベル差を少なくする機能(ALC機能)を有し、動作電圧2.7-3.6ボルト、消費電流は16ミリアンペアと省電力化を実現。SN比52デシベル以上、パッケージはWLP(3×3、35ピン)とQFN(6×6、36ピン)の2種類、外付け部品を16点に抑えるなど、携帯電話やMP3プレヤーなどの小型携帯機器内蔵に最適。 このICの使用により、従来はヘッドホンでしか聴けなかったMP3プレヤーや携帯電話などのポータブル機器の音楽を、FMの開きチャンネルを利用して、カーラジオなどで楽しむことができる。カラオケなどのワイヤレスマイクロホンや、カーラジオを利用したハンズフリーにも利用可能。RDS対応の受信機を使用すれば、曲のタイトルやアーティスト名の表示も可能。 今回のNS741は、昨年12月リリースのFMトランスミッタ「NS73」の高機能化と省電力化を目的に開発した。販売計画は、年内に40万-50万個、07年には年間1千万個以上を目指す。 |
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