電波プロダクトニュース
060823_01
フラッシュメモリの150ナノ技術で高速CPU処理を実現した車載モーター制御システム向け32ビットマイコン サンプル価格は、搭載メモリーサイズで異なるが、240キロバイトのフラッシュメモリー、12キロバイトRAM搭載品が3000円。量産は、10月から順次開始し、08年度には3品種合わせて月30万個を予定している。 新製品は、車載モーター制御用マイコンの最上位に位置付けられるもので、車載マイコン向けのフラッシュメモリーとしては最新の150ナノメートル技術を用いることにより、従来の2倍となる64メガヘルツという高速のCPU処理を実現している。 従来の4倍精度となる12ビットA/Dコンバータをはじめとして二つの高精度モーター制御用タイマー、3相のホールセンサー入力および2相エンコーダ入力機能を搭載しているため、高精度なモーター制御を実現できる。CAN対応ポートを最大二つ内蔵しているため、様々な車両通信システムに対応できる。 内蔵メモリーおよびRAMは、フラッシュメモリー搭載品に加え、マスクROM搭載品も取り揃え、様々なサイズを準備しているため、高性能から普及版まで多様なシステムに応じて製品を選択できる。動作温度範囲を125度Cまで拡張しているため、エンジンルーム内への搭載も可能となっている。 |
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