電波プロダクトニュース
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携帯電話向け正弦波駆動方式を採用・可聴ノイズ発生を抑制するELドライバIC 9月から月産150万個規模で量産を開始する。サンプル価格は150円。 携帯電話市場では、薄型へのニーズが高い。これまで、携帯電話のキーパッド部にはLEDが使用されていたが、ELシートの使用で、薄型化とともにムラのない照光を実現できる。 これまで同社は、携帯機器の高効率で安定したELシート駆動に幅広く対応、高耐圧プロセスを用いたELドライバIC「SMB814×シリーズ」を商品化してきた。 新製品のSM8146ADは、携帯電話向けに特化したもの。3.10×2.85×0.75ミリメートルサイズのSON―10パッケージを採用、最大30平方ミリメートルまでのELシートを駆動できる。定電圧EL駆動により、リチウム・イオン電池からの直接駆動時も、電池の電圧降下に影響を受けず、安定したEL輝度を保つ。 さらに、パルス入力による8段階の輝度調整、入力端子(ENA、DIM)が1.8ボルト系CPUからの直接制御に対応、キーパッドイルミネーションなどの設定が容易にできる。 ELシートにおいて、部品密度が高い携帯端末で問題となる可聴ノイズの発生に対して、新製品は正弦波駆動を採用した。これにより、ノイズの少ない滑らかな正弦波形によるEL駆動を得、高調波成分を抑制する。ノイズ対策用外付け抵抗による調整が不要になり、設計にかかる負担を軽減する。 |
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