電波プロダクトニュース
060811_02
直径4ミリ長さ8ミリの小型で8ミリアンペアの低消費電流を実現した振動モーター ワンセグ携帯電話機、電話機能を搭載した高機能時計の開発など、携帯用電子機器の小型・高機能化が急ピッチで進んでおり、搭載される振動モーターに関しても、一段と小型、低消費電流化への要求が高まっている。 同社は直径4ミリ、長さ10.8ミリサイズで8ミリアンペアと「世界最低の低消費電流」タイプなどを提供してきたが、市場ニーズに対応し、一段と小型化、低消費電流化を進めた。 LE4BCRは、長さを従来品より約25%小型化。同時に8ミリアンペア(3ボルト駆動時)と低消費電力化を実現。振動用モーターのサイズで主流の直径4ミリ、長さ8―10ミリでは、消費電流で80―100ミリアンペアが一般的。同社によれば、さらに小型軽量品の開発も進められているが、消費電流から搭載できないケースがほとんど、としている。 新製品では、従来の低消費電力化技術をベースに、滑り性を大幅に向上した新樹脂軸受けの採用、独自の超極細線および巻線方法などにより、低消費電力化と小型化を実現。「ボタン、コイン電池などの小型電池で長時間使える製品への振動モーターの採用幅を広げる」と、携帯電話や時計、ゲーム向けなどに提案を強化していく。 また、直径4、長さ10.8ミリタイプ、直径12、厚さ2.7ミリ(扁平モーター)にも、8ミリアンペアの低消費電流タイプをラインアップする。 新製品の生産は、年内で月産50万個、来年には100万個を計画。 |
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