電波プロダクトニュース
060807_03
ポータブル機器向け最大変換効率97%出力電流1.5アンペアの同期整流方式DC-DCコンバータ 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、ポータブル・オーディオ・プレヤーなど、電池で動作する電子機器向けに、動作時間の延長に役立つ最大変換効率97%、出力電流1.5アンペアの同期整流方式DC―DCコンバータ「TPS62510」を発表した。現在量産出荷中で、価格は2.35ドル(1千個受注時の単価)。 新製品は、1.8―3.8ボルトの入力電圧範囲から、87%の高い電力変換効率、出力電流1.5アンペアを提供できることから、2セルニッケル水素/アルカリ電池で駆動する機器のマイクロプロセッサ、およびDSPの電源に最適である。 さらに3.3、2.5、1.8ボルトなどの固定電圧の電源を使用して、POL(分散電源回路)としても使用できる。また、MODEピンをHレベルに設定した場合、1.5メガヘルツの固定スイッチ周波数のPWM(パルス幅変調)モードで動作する。 3ミリメートル角の10ピンQFPパッケージで供給され、より高い消費電力が必要なアプリケーション向けには、DDPAKパッケージも供給可能である。 |
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