電波プロダクトニュース
060728_04
ゼロ・クロスオーバー、レール・ツー・レール入出力性能を実現した高精度オペアンプ 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、ゼロ・クロスオーバー、シングル入力ステージのアーキテクチャを使用し、グッチレスのレール・ツー・レール入出力性能を実現した高精度オペアンプ「OPA365」を発表した。現在出荷中で、価格は0.95ドル(1千個受注時の単価)。 新製品は、0.0006%の超低歪み特性、4.5ナノボルト/ヘルツの低雑音特性、50メガヘルツの高いゲイン帯域幅積などの特徴を持つ。また、ユニークなシングル・ステージ構成の入力回路により、従来のコンプリメンタリ入力構成で発生していたクロスオーバーを排除している。 この回路構成により、歪みの低減と同時に、両電源電位100ミリボルトを超える入力電圧範囲にわたって、100デシベル(最小値)および120デシベル(代表値)と飛躍的なCMRR(同相信号除去比)を提供する。 また、目標値の0.01%以内へのセトリング時間が300ナノ秒、200マイクロボルト(最大値)と、低いオフセット電圧、2.2-5.5ボルトの単一動作などの特徴も備えている。 パッケージは、5ピンSOT23パッケージで供給される。第3四半期には、8ピンSOパッケージでの供給も予定している。 主な用途は、ポータブル計装機器、データ・アクイジョン機器、試験・計測機器、オーディオ機器、ポータブル医療用機器など。 |
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