電波プロダクトニュース
060713_02
大電流LDOとしては業界最小クラスの5ミリ角小型QNFパッケージのLDOリニア・レギュレータ 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、入力電圧、負荷、温度の変動に対する出力電圧精度が1%で、出力電流1.5アンペア、および3アンペアのLDOリニア・レギュレータ・ファミリ「TPS74201」(価格=2.25ドル)「TPS74301」(同2.25ドル)「TPS74401」(同2.95ドル)を発表した。現在量産中。価格は1千個購入時の単価。 このLDOファミリは、大電流LDOとしては業界最小クラスの5ミリメートル角の小型QFNパッケージで供給され、どのような種類・容量の出力コンデンサを接続した場合でも、コンデンサなしでも安定な動作を提供する。また、外部バイアス電源の使用により、0.9ボルトの最低入力をサポートし、低い入力電圧においても、高い電圧リップル除去比、および優れた過渡応答特性を実現する。 TPS74201/74401は、ユーザー設定可能なソフトスタート機能を持ち、スタートアップ時の入力突入電流を低減することで、入力電源を最小化する。TPS74301は、トラッキング入力を持ち、ユーザー設定によるシーケンス動作が可能であり、電源投入時に電源レール間の電位差を最小にできる。出力電圧範囲は、0.8ボルトから3.3ボルト(可変)となっている。 |
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