電波プロダクトニュース
060712_03
HBM方式で業界最大の静電気放電耐圧を有する車載機器向け高速CANトランシーバ 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、高速CANトランシーバ「HVD1050Q」を発表した。現在、量産出荷中。 新製品は、HBM方式で最大プラスマイナス8キロボルトと業界随一の高い静電気放電(ESD)耐圧を実現している。また、高い電磁障害耐性(EMI)と、非常に低い電磁放射量(EME)などの特徴により、自動車エンジンや車体系ネットワークおよび車両診断系ツールなどでの使用が可能である。 HVD1050Qの動作モードは、通常のバス通信向けのノーマル・モードとサイレント・モードの二つがある。ノーマル・モードでは、最大1メガビット/秒の信号レートで、バスへの差動送信機能とCANコントローラへの差動受信機能を行う。オプション機能のサイレント・モードは、送信機能を無効にしながら、受信機能をアクティブに保ち、すべての通信をローカルのプロトコル・コントローラに転送できる。パッケージは、8ピンSOICで供給される。 この製品は、自動車向け規格AEC―Q100に準拠し、高速CANの国際規格ISO11898―2で定められた物理層の要件も十分満たしている。 |
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