電波プロダクトニュース
060619_01
3メガヘルツ動作で出力800ミリアンペアの高性能降圧型DC-DCコンバータ 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、独自のSmartReflexパワー・マネジメント・テクノロジを使用する、プロセッシング・プラットフォームと連携して動作する高性能の電力変換用IC「TPS62350」のサンプル出荷を開始した。価格は2.05ドル(1000個受注時の単価)。量産出荷は7月の予定。 TPS62350は、3メガヘルツのスイッチ動作で、88%の高効率を実現した同期整流方式の降圧型DC―DCコンバータ。単一セルのリチウムイオンバッテリを電源として、2.7ボルトから6ボルトの入力範囲にわたって、最高800ミリアンペアの出力電流をサポートする。 出力電圧は、内蔵の I2Cインターフェイス経由で0.75から1.53ボルトの範囲で調整でき、携帯電話、PDA、デジタルカメラなどに使用されるDSPに対応する同社のOMAP3430、およびそのほかのプロセッサコアの電源回路やインテルのXscaleプロセッサを使用するハンドヘルド・コンピュータなどの電源回路をサポートする。 パワーセーブモードや、消費電流を1マイクロアンペア以下に低減できるシャットダウンモードも備えている。 |
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