電波プロダクトニュース
060519_05
モバイル機器の液晶LEDバックライトの低消費電力化が図れる対数出力照度センサーとLEDドライバー ワンセグ放送の視聴機能など高機能化が進む携帯電話をはじめ、PDA、DSC、ゲーム機などのモバイル機器の低消費電力化ニーズに応え、周囲の明るさを検知して液晶画面の明るさを自動調整する液晶LEDバックライトの自動調光を実現した。 新開発の対数出力照度センサーとLEDドライバーをワンセグ対応携帯電話に使えば、照度約1万ルクスの屋外でのワンセグ放送連続視聴時間を同社従来品の約3.5時間から約4時間に延ばせた。 ボーダフォンが5月27日に発売するシャープ製ワンセグ対応携帯電話905SHに搭載。5月22日から対数出力照度センサー、LEDドライバーの外販(セット販売、単品販売)を開始する。 対数出力センサーは、人の感覚に近い出力特性が得られる対数出力タイプで、大光量でも検出可能な出力電流。リニア出力タイプよりダイナミックレンジを大きく取れるのが特徴。OPICで外形寸法1.6×2.0ミリの業界最小レベルを実現。サンプル価格65円。前工程を天理工場で後工程を海外協力工場で行う。LEDドライバーは、対数出力タイプの照度センサーに対応した対数出力インターフェイス回路、制御回路を業界で初めてLEDドライバーに内蔵した。 これまではマイコンやCPUで対数出力タイプに合った主力電流が得られるようLEDドライバーを制御していた。CMOSプロセスを採用。ウエハーレベルのCSPを用い、外形寸法3.6ミリの業界最小サイズを実現した。サンプル価格300円。前工程を福山工場で、後工程を国内協力工場で行う。対数出力照度センサー、LEDドライバー各月産40万個を予定。 |
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