電波プロダクトニュース
060503_02
平滑用リアクトルに対応した高出力インバータ電源向けハイパワーチョークコイル 東邦亜鉛はこのほど、高出力インバータ電源向けにハイパワーチョークコイル「HKコイル」を開発し、エアコン、コージェネシステム、太陽光発電などの平滑用リアクトルとして本格的な販売を開始した。 新製品は、原料からの自社一貫生産を行い、高い品質と信頼性を有し、豊富な実績を持つ鉄―アルミ―シリコン系合金ダストをコアとして使用した。 コアの基本ブロックを組み合わせて大型のコアを構成することで、従来困難であった2キロワット以上のユニット用リアクトルへの対応が可能になった。 これを高出力インバータに適用することで、高効率を維持しながら、スイッチング周波数の高速化が容易になる。 基本ブロックをU型形状とすることで、磁気回路上の無駄をなくす。また、長方形ブロックだけの組み合わせに対して体積、重量ともに最大10%削減した。 これまで、高出力インバータ電源用リアクトルとしては、コアにケイ素鋼板が一般的に使用されてきた。新製品は、低コアロスを図り、小型で高速スイッチングへの対応を実現した。 |
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