電波プロダクトニュース
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デジタルカメラ用独自の手ブレ検出センサー採用の低消費電力光学補正式手ブレ補正モジュール アルプス電気は6日、デジタルカメラ用の「手ブレ補正モジュール」を開発、今年9月下旬からサンプル出荷を開始すると発表した。低消費電力化を実現。駆動部、コントローラ、手ブレ検出センサーのセット化により、設計負荷軽減に貢献する。 サンプル価格は10万5千円。08年4月には、ぺリフェラル事業部小名浜工場(福島県いわき市)で月産30万個の生産を予定する。 新製品は、手ブレ補正機能付きデジタルカメラに搭載するための光学補正式手uレ補正モジュール。カメラレンズを移動させる駆動部、手ブレの度合いと駆動量を高速演算するコントローラ、および独自の手ブレ検出センサーで構成。この3つをセット化することで、手ブレ補正システムを容易に構築することが可能となり、最終商品の開発負荷の軽減に貢献する。 電磁駆動制御技術、電磁シミュレーション技術、精密部品加工技術を駆使することで、駆動部はマイクロメートル単位での駆動制御を実現。駆動部分は、最終商品の仕様・形状に合わせてのフルカスタム設計。 駆動部では、高効率の磁気回路2軸ボイスコイルモーターを使用し、コントローラでは、手ブレ補正の動作を停止するスリープモードに対応、手ブレ検出センサーでは、独自の構造と専用回路設計を採用、これらにより低消費電流を実現。 参考仕様は、外形サイズが駆動部φ25.0×5.0ミリメートル、コントローラ6.0×5.0×0.95ミリメートル、手ブレ検出センサー12.0×8.5×2.2ミリメートル。駆動部の消費電流は、スリープ時0.1ミリアンペア以下、補正時80ミリアンペアtyp。動作寿命150万往復。 |
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