電波プロダクトニュース
060405_03
PLC・プロセス制御機器アプリケーション向けデジタル制御の電流/電圧出力ドライバ 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)およびプロセス制御機器アプリケーション向けに、デジタル制御の電流/電圧出力ドライバ「XTR300」を発表した。価格は2.45ドル(1000個受注時の単価)。 この製品は、BiCMOSプロセスで製造され、最高プラスマイナス17ボルトおよびプラスマイナス24ミリアンペアのアナログ出力を提供する。電圧出力と電流出力はデジタル信号で選択できるため、個別部品やジャンパ・ピン設定が不要となっている。 また、故障検出回路を内蔵し、ケーブルや離れた場所の負荷の短絡、解放などの配線や負荷の故障を検出し、故障情報をデジタル信号で出力できる。出力電圧の検出のための計装アンプを内蔵しており、負荷との間の4線接続が可能で、離れた場所に印加される電圧を正確に制御できる。 さらに、汎用のアナログ入力アンプとしても使用できる。5ミリメートル角のQFNパッケージで供給され、底面に配置された低い熱抵抗のパワーパッドから効率の良い放熱が可能である。 |
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