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SN比とSFDRに優れた12高速と10ビットのADコンバータ２ファミリー  米アナログ・デバイセズは、１２ビット高速A/Dコンバータ「ＡＤ９２３０」＝写真＝と、１０ビットA/Dコンバータ「ＡＤ９２１１」ファミリを発表した。 いずれのＡＤコンバータも２５０、２１０、１７０ＭＳＰＳと３つのスピードグレードがある。サンプル出荷は、１２ビットのＡＤ９２３０が５月、１０ビットのＡＤ９２１１が６月の予定。量産出荷は、両デバイスとも９月を予定している。価格は、１２ビットＡＤ９２３０が５９ドル（２５０ＭＳＰＳ）、１０ビットＡＤ９２１１が３９ドル（２５０ＭＳＰＳ）となっている（いずれも米国における1000個受注時の参考単価）。 １２ビット２５０ＭＳＰＳのＡＤ９２３０は、ピン互換の低消費電力コンバータファミリのフラグシップデバイス。 1.8ボルト単一電源で動作し、消費電力は、わずか４２５ミリワットでありながら、７０メガヘルツの入力に対して優れたＳＮ比とＳＦＤＲを得ることができる。 また、オンチップ・リファレンス電圧、トラック＆ホールド、ＦＰＧＡとのインターフェイスが容易な２個のパラレル低電圧作動シグナリング（ＬＶＤＳ）出力モード、パラレル出力数を半分にするダブル・データ・レート（ＤＤＲ）モードを有している。 | ||||||||||||