電波プロダクトニュース
060316_03
DMOSプロセスで高効率を実現したステッピングモータードライバIC 新日本無線は、同社で初めてDMOS(2重拡散型MOS)プロセスを用いたステッピングモータードライバIC「NJW4350」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は200円。 DMOSとは、実効的なチャンネル長を短く、オン抵抗を低くしたMOS型トランジス^。従来のバイポーラプロセスに比べ効率が良くデバイスの高電流化、低消費電力化が図れる。 NJW4350も、同機能の従来プロセス品と比べ、電力損失を約3分の1に低減。実装基板上に形成する放熱パターンも、3分の1程度に縮小できる。連続出力電流は1チャンネル当たり700ミリアンペア、最大出力電流は同1500ミリアンペア。動作電源電圧は5-50ボルト。 入力方式は、パルス列入力で回転ステップ数と回転方向を制御する「STEP&DIR」を採用、安価なマイコンで制御できる。そのほか、モーター位置をモニターする相原点モニター(MO)出力、出力部全オフ機能、リセット機能を内蔵する。 パッケージは22ピンDIP(27.8×9.02×5.33ミリ)と24ピンEMP(15.4×10.3×2.5ミリ)の2種類がある。 同社では「順次、DMOSプロセスを採用したバイポーラ駆動タイプ、Hブリッジドライバなど、DMOSパルスモータードライバの開発を進めていく」としている。 |
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