電波プロダクトニュース
060315_03
プリント基板上にもパターン生成できるUWB用アンテナ 三省電機は、プリント基板上にもパターン生成できるUWB用アンテナを開発し、4機種のサンプル出荷を始めた。 UWBは、家電製品など様々な情報機器に利用される高速転送速度を持つ技術。新アンテナは、小型・薄型で、垂直・水平偏波において、同時に減衰点(デッドスポット)が生じないのが特徴。電波到達範囲内なら、移動しても感度劣化による通信速度低下が起きにくい。 製品構造は、グランドパターンとアンテナ給電部パターンで構成され、両者は静電結合している。通常基板(カード型)、フィルム基板使用製品(35×40ミリメートル)は、UWBの3.1ギガヘルツ-10.6ギガヘルツをカバーするほか、無線LANの2.4ギガヘルツ帯を含み、VSWR値は2.5以下。 チップ型(12.5×11×4ミリメートル)と微小チップ型(10×8×1ミリメートル)製品は、3.1ギガヘルツ-10.6ギガヘルツで、VSWR値2.5以下の特性。利得はすべて0デシベルi以上。 UWBは、無線USBにも利用される。WiFiなど、各種無線接続機能とマルチ搭載する機器の増加は必至。同社では「カバー周波数帯域が広く、1基で各通信に対応でき、量産性に優れた製品。チップやモジュール組込みなど、半導体メーカーとの協業による世界市場開拓も視野に入れている」と話している。 |
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