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BRICs市場向け民俗楽器の音色再生可能な32和音着信メロディー用音源LSI  沖電気工業はこのほど、ＢＲＩＣｓ（ブラジル、ロシア、インド、中国）市場向け３２和音着信メロディ用音源ＬＳＩ「ＭＬ２８７４」を開発、サンプル出荷を開始した。４月から量産出荷を開始する。サンプル価格は５００円（税別）。 このＬＳＩは、急速に成長しているＢＲＩＣｓ市場で親しまれている民族楽器音色を内蔵し、さらに、各地域固有の音律で再生することができる機能を搭載した世界で初めてのＬＳＩで、カシオ計算機と共同で開発した。 民族楽器は、インドのヴィーナ、シタールをはじめ、ブラジルのカヴァキーニョ、ロシアのバラライカ、中国の巴鳥（バウ）など、計４６音色の民族楽器音を忠実に再現できるウエーブテーブルを搭載している。 また、一般的に用いられる平均律以外の地域特有の音律にも対応するため、音律変更機能を搭載する。パッケージは、３２ピンＱＦＮ（５×６ミリメートル）、３６ピンW-CSP（4.2×3.6ミリメートル）で供給される。 | ||||||||||||