電波プロダクトニュース
060217_02
DC-10ギガヘルツ対応の小型インターフェース同軸スイッチ ヒロセ電機はこのほど、外形寸法3.5×3.1ミリメートル、低背2.5ミリメートルmaxと、大幅な小型化を図ったDC-10ギガヘルツ対応小型インターフェイス同軸スイッチ「MS-162シリーズ」を開発、販売開始した。 新製品は、同社従来品のMS-147シリーズよりもさらに小型化した、携帯端末のインターフェイス用、および高周波で使用するマイクロ基板検査用の同軸スイッチ。携帯端末の技術進歩、およびUWBなど、10ギガヘルツまでの使用に対応する低ロス、低背、軽量化を実現した。 MS-162は、DC-10ギガヘルツ帯の広帯域で使用可能。挿入損失(未嵌合時)は1ギガヘルツがTYP 0.08デシベル、2ギガヘルツがTYP 0.12デシベルの低挿入損失。MS-147との比較では、占有面積を65%削減、高さを36%低背化、60%の軽量化(質量0.044グラム)を実現している。 プラグ未嵌合状態では、コモン端子と基板回路側が接続し、回路が形成されている。プラグを嵌合することにより、NC端子からプラグ側の回路に切り替わる。携帯端末での使用では、バーティカルタイプのため、アンテナの近くに設置し、出力検査、外部アンテナとの切り替えなどに使用できる。 ハンダ上がり防止対策として、ニッケルバリアを施している。エンボステープによる自動実装対応。セルフアライメント。RoHS指令対応。 用途は、ワイヤレスコミュニケーション用モジュール、各種端末ほか、高周波使用製品など。 |
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