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第3世代携帯電話向けMDDI規格に対応のVGA画像制御の液晶コントローラIC  東芝は、第３世代携帯電話向けにＭＤＤＩ規格対応のＶＧＡ画像の表示制御を業界で初めて実現した液晶コントローラＬＳＩ「ＴＣ３５８７２０ＸＢＧ」を開発、０６年第２四半期にサンプル出荷を開始。サンプル価格は９００円。量産は同第３四半期を予定。 ＭＤＤＩは、携帯電話内部で動画データなどを少ない電力で伝送できるインターフェイス規格。 新製品は、ＭＤＤＩインターフェイスを持つクアルコム社製Ｍｏｂｉｌｅ Ｓｔａｔｉｏｎ Ｍｏｄｅｍ（ＭＳＭ）ベースバンドＬＳＩに直接接続できる。また、８メガビットのＤＲＡＭを内蔵するなど、画像処理設計に適した設計で、ＶＧＡ、W-QVGA対応の高解像度の表示制御が可能。 さらに、各画素の輝度を時分割し、輝度を精密にコントロールする独自の「マジックスクエアアルゴリズム」の採用により、液晶パネルのＲＧＢ入力が１８ビットのＲＧＢ入力を持つ液晶パネルでも２４ビット（１６００万色）相当の高画質な表示制御が可能である。 ＶＧＡとＱＶＧＡⅡ切り替え機能を持った液晶パネルとの接続も可能で、サイズに応じた表示制御によりデータ伝送の無駄を省き、消費電力を低減できる。 | ||||||||||||