電波プロダクトニュース
060203_03
デジタルインターフェース搭載機器の伝送ラインEMI対策用業界最小最薄の薄膜コモンモードフィルタアレイ TDKは2日、業界最小の薄膜コモンモードフィルタアレイ「TCM1608シリーズ」を開発、今月から量産を開始すると発表した。サンプル価格は80円。生産能力は月間500万個。 新製品は、薄膜磁気ヘッド技術を応用したもので、カットオフ周波数が3ギガヘルツ以上を実現し、高速差動伝送ラインのノイズ抑制を効果的に実行できる。また、高速信号にも極力影響を与えないという優れた伝送特性を有する。 サイズは1.6×0.8×0.42ミリメートルで、コモンモードフィルタ2素子を形成。同社の従来品である2010サイズ品に比べ、体積で約3分の1、実装面積も64%と業界最小、最薄を実現している。 2素子間のクロストークの影響もなく、高性能、高信頼性の設計が施されている。もちろん、鉛フリー実装に対応する。 コモンモードインピーダンスは200オーム、90オーム、65オーム、35オーム。定格電流は0.05アンペア。定格電圧は5ボルト。 用途は携帯電話、パソコンをはじめとする高速デジタルインターフェイス(IEEE1394、LVDSなど)搭載機器の高速データ伝送ラインのEMI対策。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|