電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月31日060131_04 米ADI 半導体集積回路 汎用リニアIC 通信インフラ用

携帯電話基地局の無線トランシーバ向けアナログ制御タイプの可変ゲインアンプ



米アナログ・デバイセズはこのほど、携帯電話基地局の無線トランシーバ向けに、広い周波数範囲で優れたリニアリティ特性を提供するアナログ制御タイプの可変ゲインアンプ「AD8368」=写真=を発表した。現在サンプル出荷中で、量産は4月を予定している。価格は4.55ドル(1000個受注時単価で、米国における参考価格)。

AD8368は、基地局の無線トランシーバで、入力される信号の強弱にかかわらず、出力レベルを一定に保つことが可能である。さらに、正確なRMS(最小自乗平均)パワーディテクタをオンチップ集積しているため、完全な自動ゲイン・コントロール(AGC)ループをわずか4×4ミリメートルのICパッケージで実現できる。

また、中間周波数(IF)において、高いリニアリティ特性を得ることができることから、2Gおよび3G携帯電話基地局やWiMAXのような、新しい無線規格でも使用することができる。周波数範囲は380メガヘルツで、すべての無線規格で受信パスと送信パスのどちらにも使用が可能である。

4.5-5.5ボルトの単一電源で動作し、消費電流はわずか51ミリアンペアとなっている。24ピンLFCSPで供給される。

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