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高性能マルチメディアシステム向け600メガヘルツ動作のマイクロプロセッサ  ルネサス テクノロジはこのほど、アミューズメント機器やカーナビゲーション機器などの高性能マルチメディアシステム向けに、最大６００メガヘルのマイクロプロセッサ「ＳＨ７７８５」を開発、５月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は7000円。量産は９月から月１万個で開始し、０７年６月には月１５万個を予定している。 新製品は、SH-4Aコアを搭載した最大４００メガヘルツ動作のＳＨ７７８０を1.5倍に高速化し、機能を向上させた製品。３２キロバイトのキャッシュメモリー、命令８キロバイト、データ１６キロバイト、共用１２８キロバイトの大容量ＲＡＭを内蔵しており、ソフトウエアの高速化に寄与する。 また、ＬＣＤパネルコントローラとして、複数の表示画面の重ね合わせ制御などを可能にする多機能なディスプレイユニットを内蔵している。これは、解像度がＳＶＧＡ（８００×６００画素）で最大３画面、ＷＶＧＡ（８００×４８０画素）で最大４画面、４８０×２３４画素で最大６画面の重ね合わせ表示が可能である。 さらに、高速のDDR2-SDRAMと、接続可能な３００メガヘルツ動作の３２ビット専用バスを搭載している。パッケージは、４３６ピンＢＧＡ（１９×１９ミリメートル）で供給される。鉛フリーパッケージ品も用意している。 | ||||||||||||