電波プロダクトニュース
060120_03
携帯電話向け512メガビットNORと1ギガビットORNANDタイプのフラッシュメモリ 米AMDと富士通のフラッシュメモリーの合弁会社、スパンションは19日、NOR型の512メガビット品と独自のORNANDタイプの1ギガビット製品を開発、携帯電話の高性能コード実行とデータストレージ用として、3月から年央にかけて供給する。新製品は、いずれもテキサス州オースチンのFab25で90ナノメートルプロセスによる「MirrorBit」テクノロジにより生産。 また、きょう20日には、同社のMCP(マルチ・チップ・パッケージ)用にエルピーダメモリがDRAMを供給する技術提携の発表が予定されている。これらにより、DVD品質のビデオ、CD品質のオーディオおよび最大5メガピクセルのカメラ機能を実現する“メモリー・サブシステム”を提供、携帯電話市場におけるフラッシュメモリーのシェアアップを狙う。 同社は、フラッシュメモリー市場に対しては、家電、車載、PC・ストレージ、ネットワーク&通信機器、産業用制御システムなどのエンベデッド(組込み)と携帯電話、PDA、GPSレシーバなどの「ワイヤレス」の2分野に製品を供給している。 同社のフラッシュメモリー市場における世界シェアは、NOR型ではトップ、NAND型を合わせた全体でも2位。 「携帯電話のデータストレージとコード両方の格納が可能なフルレンジで拡張性の高い高機能、低コストなメモリー・ソリューションの提供により、他社と差別化を図る。07年には65ナノメートル製造技術の導入が計画されている」(日本法人・鈴木伸二社長)。 |
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