電波プロダクトニュース
041228_05
エコ電源コード 川崎電線(川崎市高津区坂戸1―13―3、飯高信宣社長)は、05年に向け、エコ電源コード(ハロゲンフリー対応)の大幅な販売拡大を見込む。特に、来年6月以降、市場でのエコ電源コードへの切り替えが大きく進展していくことを想定しており、05年度(06年3月期)トータルでのエコ電源コード販売量は、年間400万個近い数量(04年度見込みは200万個弱)を目指す。 同社は、電線および電源コードのハロゲンフリーにいち早く対応し、エコ電線/エコ電源コードの販売実績を拡大している。エコ電源コードの生産は、国内の山梨事業所に加え、タイ工場(KDK―フジクラタイランド)、さらに2004年度から中国・深せん工場(深せん市龍華川崎電線 )での量産を立ち上げ、3極での生産体制を整えている。 05年は変化の年 同社のエコ電源コードの04年度販売量は、前年を5割以上上回るペースで推移しており、04年度通期では年間180万―200万本程度を見込む。さらに、「2005年はエコ電源コード市場の本格化に向けた変化の年になるとみている」(河野満取締役)とし、05年度トータルでは年間350万個から400万個近いエコ電源コード販売を目指す。生産能力では現状の設備で年間400万個程度の需要には十分対応可能という。 エコ電源コードは、環境保全に配慮したハロゲンフリーの電源コード。難燃材に水酸化マグネシウムを使用しており、400度C以上になると水分を出し、温度上昇を抑制し発火しにくいなどの特徴を持つ。 また、同社の深せん工場では、各種端末用の小型スピーカーの生産が好調に増加している。同社では、小型スピーカーを05年の重点拡販製品の1つに掲げ、現状の月産100万個から05年度には月産200万個レベルへの拡大を目指す。同社のスピーカーはφ13ミリからφ60ミリまでのラインアップを揃え、DVCやデジタルカメラ、ノートPC用などを中心に小径タイプの生産が拡大している。 |
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