電波プロダクトニュース
041228_02
CMOSリセットIC ルネサス テクノロジ(長澤紘一会長&CEO)は27日、マイコンの電源電圧を検出し、異常時にリセットをかけるリセットICとして、高精度とCMOSプロセス採用による低消費電流を実現したCMOSリセットIC「RNA51xxxFLP」シリーズ74品種を製品化、2005年2月から順次サンプル出荷を開始する。サンプル価格は、RNA51A27FLP(2.7V、オープンドレイン出力)で21円。量産はシリーズ合計で同年4月から当初月50万個で開始し、06年4月から月300万個で生産の予定。 新製品は、電圧トリミングにより業界最高レベルのリセット検出電圧精度プラスマイナス1%(最大)を実現。従来に比べ3倍の高精度化により、電圧管理の厳しい低電圧駆動システム、バッテリー駆動システムなど多様な製品に使用できる。また、携帯機器向けに低消費電力化を図るため、従来のバイポーラプロセスからCMOSプロセスを採用し、業界最小レベルの0.7μAを実現した。 さらにリセット検出電圧1.4Vの製品から0.1V刻みで5.0Vの製品まで37種類の電圧に対応している。おのおのに出力形式がCMOS出力のものとオープンドレイン出力のものを揃えているため、合計74品種の幅広いラインアップを実現、システムに適した製品の選択が可能である。パッケージは、5ピンのSOT23―5で、ボディーサイズが1.6×2.9ミリメートルと小型で、鉛フリーに対応している。 |
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