電波プロダクトニュース
041227_01
HDD新製品 米ウエスタンデジタルは従来の同社高速大容量型HDD(ハードディスク装置)に冷却技術を加え、動作温度を大幅に下げた新しい製品ファミリーの機器メーカー向け出荷を開始した。このドライブは「Caviar(キャビア)ファミリー」で、容量は40、80、120、160、200、250、350GBがある。 毎分7,200回の回転数で、インターフェイスはEIDEもしくはシリアルATA。高速大容量HDDにとって高熱は信頼性を維持するのに大きな障害になっている。このため動作温度を下げることが長期の信頼性を保つのに欠かせない。 同社では冷却のための具体的な方法を明らかにしていないが、先進の電子技術とファームウエア設計により冷却化を実現したとしている。ドライバーの消費電力削減はHDDの信頼性向上に大いに役立つという。 同社PCコンポーネンツグループのゼネラルマネジャー、リチャード・ルテュリッジ氏は「ドライブをめぐる環境対策はHDDのような回転式の磁気ストレージで高まりつつある」と語っている。 さらに同社はキャビアファミリーで騒音対策も施した。自社独自の技術「ウイスパードライブ」を用いて人間が聴取できるレベルまで音を小さく、さらに書き込みと読み取り動作のための音を小さくする「ソフトシーク」技術を搭載することでドライブがデータへアクセス、もしくは書き込んでいる間にドライブの動作を効率良くする。 また、ハイエンドタイプの「キャビアSE」の320GB機は来年1月流通ルートでも販売され、価格は249ドルの見込み。 |
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