電波プロダクトニュース
041217_03
インターフェイスIC 独インフィニオンテクノロジーズはこのほど、ワンチップで8ポートを提供する業界最小の1次群速度インターフェイスIC「OctalFALC」を発表した。 OctalFALCは、1次群速度インターフェイスのフレーマー機能および回線インターフェイス機能をシングルチップ化した同社FALC(フレーマー・アンド・ライン インターフェイス・コンポーネント)ファミリーの新製品。このICは、従来の4ポート版QuadFALCと比較して、ラインカードにおけるポート実装密度を2倍に、コストを約15%低減できる。 現行の1次群速度インターフェイス用マルチチャンネルICとして最大級のチップ当たり8ポートを提供し、実装面積は業界最小の17×17ミリメートル(189平方ミリメートル)となっている。また、周波数範囲1.02―20Mヘルツの任意のクロックソースで動作でき、各チャンネルにインピーダンス整合用のアナログスイッチを内蔵している。 T1/J1動作とE1動作をソフトウエアによって切り替えることができるので、世界の3つの1次群速度標準(米国のT1、日本のJ1、欧州のE1)に対する共通インターフェイスを設計できる。電源は、3.3Vおよび1.8Vの2電源で動作し、T1/J1およびE1の短距離および長距離伝送の要求に適合する。 このICは、2G/3G携帯電話基地局、DSLアクセス多重装置(DSLAM)、デジタル/アクセス・クロスコネクト、デジタル・ループ・キャリア(DLC)システムなどのアプリケーションに最適である。 |
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