電波プロダクトニュース
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USBメモリー ティアックは提携先のTrek2000(シンガポール)社が開発した指紋認証センサー付きUSBフラッシュメモリー「Swipe(スワイプ)」を今月下旬から発売する。本体内部セキュリティ機能を持つUSBメモリーとして利用できるほか、セキュリティソフトと組み合わせて、情報システムの電子鍵としても利用できる特徴を持つ。 製品に組み込まれているセンサーは、指先の汗などで汚れが残り、誤動作の原因となることもある従来の押捺型と異なり、指先を検知スリット上でスライドさせるスワイプ方式。 読み取った指紋データをあらかじめ登録して記録データのセキュリティロックなどを掛けることができる。 本人照合の際に指紋認証センサーから読み取られたデータは、内部のマイクロプロセッサーで照合・認証処理が行われる自己完結型の製品。 NECシステムテクノロジーの情報漏えい対策ソフトウエア「モバイルプロテクト」と連動させるとコンピューター利用の強固な鍵としての活用も可能になる。 モバイルプロテクトには(1)USBメモリーをPCの鍵にする(2)ドライブやファイル単位でデータを暗号化してUSBメモリーの鍵がないと解読させない(メモリー内のデータも暗号化可能)(3)認証されたメディア以外の情報抜き取り防止の機能――がある。 スワイプとの組み合わせで、情報システムの利用環境に合わせ、作業効率を落とさずに情報漏えい防止対策を取ることができるようになる。 ティアックでは、独自システム開発用ソフトウエア開発ツール(SDK)を準備しており、既存認証システムとの連携も可能。今後 MacOS、Linuxにも対応していく予定。 製品は128、256、512MB、1GBの4種類。接続規格はUSB2・0で、サイズは68×27×17ミリ(伸張時)、質量は約19グラム。IT企業、金融、医療、教育など業務用途への活用提案を推進する。 |
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