電波プロダクトニュース
041210_08
MOSセンサー 松下電器半導体社は携帯電話カメラ用イメージセンサーで業界最小の2.2μメートル角の画素サイズを実現したMOSセンサー「νMaicovicon」を開発した。 CCDに匹敵する微細化を実現し、3.2分の1型レンズに対応した300万画素の携帯電話カメラモジュールを商品化できる。 200万画素でも4分の1型に入れることが可能。05年3月から量産を開始する。今春開発し、すでに量産している画素サイズ2.8マイクロメートル角の携帯電話カメラ用4分の1型130万画素、3.2分の1型200万画素のMOSセンサー「νMaicovicon」シリーズに新製品として加える。 画素内の信号読み出し回路を新駆動方式にすることにより、制御用の配線本数を2本に削減。光入射に無効な領域を極限まで縮小し、受光部面積を最大限に広げる新画素構造を用いることで、2.225×2.225μメートル角の画素サイズでも高感度撮影を可能にした。 全画素独立順次読み出し方式を採用。画素から出てきた信号を増幅するアンプに低ノイズの新開発アンプを採用し、暗い場所でも高感度でノイズの少ないクリアな画像撮影を実現できる。 また、12V駆動の埋め込みフォトダイオード技術をベースに2.9Vの低電圧でも信号を完全に読み出せる独自の低ノイズプロセス技術を確立。シリコン表面に存在するノイズ発生源から遮断し、暗い場所で撮影した場合に生じやすい白点状の画像欠陥や画像のザラツキを抑制、クリアな画像を得ることができる。 X―Yアドレス方式により画素の信号を読み出すため、1画素だけを順番に動作させ、同時に電流が流れる回路数を最小限に制限。独自のアーキテクチャーに基づく画素制御回路を使用し、2.9Vの低電圧、低消費電力動作を可能にした。消費電力45ミリW(typ)。 |
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