電波プロダクトニュース
041210_05
FMラジオ フィリップス社のセミコンダクター部門はこのほど、携帯電話向けに世界最小のFMラジオを発表した。 FM、AM/FM、FMプラスRDS(ラジオデータシステム)の3つのソリューションで提供する。ステーション名の表示や特定プログラムのスキャニングなどが可能なRDSの米国標準規格RBDS(ラジオブロードキャストデータシステム)にも対応する。 FMラジオ「TEA5761」は50―150平方ミリメートル、RDS復調器/デコーダー付きのFMラジオ「TEA5764」は70平方ミリメートルと小さい。さらに両製品はウエハーレベルチップスケールパッケージ(WL―CSP)で実装、完全にピン互換性を有する。 AM/FM対応ラジオ「TEA5777」は実装面積200平方ミリメートルでパッケージは、HVQFN48で提供される。FMラジオ「TEA5761」はすでに出荷を開始しており、AM/FM「TEA5777」、FMプラスRDS「TEA5764」は2005年1月に量産出荷を開始する。 |
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