電波プロダクトニュース
041206_02
FSKトランシーバー 日本プレシジョン・サーキッツ(NPC、五味佳文社長)はこのほど、特定小電力無線などに使用可能な300―450Mヘルツ向けFSKトランシーバー(RF―IC)「SM2400A」を開発、同製品を使用した無線ユニットで、技術基準適合認定(ARIB、STD―T167)を取得した。同製品はセイコープレシジョンおよび、セイコーエプソンと共同開発したもので、2005年1月からサンプル出荷開始を予定。 SM2400Aは、CMOSプロセスを採用、1チップに送信器、受信器、受信ベースバンド部、PLL定電圧電源のすべてを搭載することを実現している。電源電圧は、2―3.6V、消費電流は送信時15ミリA(typ)、受信時17ミリAで動作する。 送信器は、位相同期したVCOを直接変調する方式を採用、送信出力1ミリW(typ)を取り出すことが可能。 機器メーカーは、これを用いることで、無線部分をシンプルにでき小型化を実現できる。また、双方向通信を可能にしたことによりセキュリティ、温度管理向けのワイヤレス・センサー・ネットワークやRFIDのインテリジェント化に向いている。 |
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