電波プロダクトニュース
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AC400V系電源の業務用エアコン向け、耐圧1200VのDIP・IPMを開発。 三菱電機は11月30日、AC400V系電源の業務用エアコンや汎用インバーターなどに向けた業界初の1200V耐圧のDIP・IPM(制御素子内蔵インテリジェント半導体モジュール)4品種の開発を発表した。2005年1月31日からサンプル出荷、3月からパワーデバイス製作所(福岡市)で量産開始する。月産予定3万個(4―6月時)、その後さらに増産体制の整備を計画。 同社は、市場における省エネの強い要求に対応できる製品としてパワー半導体事業に注力、民生用から産業用分野で世界的にも高い販売実績を持っている。 今回、開発した1200VのDIP・IPM新製品は、特に海外市場向け400V系ライン対応パッケージエアコンのインバーター制御や汎用インバーター、サーボ装置などの産業機器分野のコンパクト化のニーズに対応したもの。 最先端の製造技術により1200V耐圧におけるHVICの高集積化で、実装面積は同社従来比42%となるコンパクトな外形(79×44×8.2ミリメートル)。 また、DIP・IPM用として新規設計の平面ゲート型IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスター)を半導体スイッチ素子に採用、同社従来比30%減の電力損失の低減を図り、機器の放熱系の小型化にも貢献する。 端子外装メッキとして鉛フリーハンダを採用、RoHS(欧州特定有害物質規制)にも対応している。サンプル価格は、5Aタイプの「PS22052」が3,800円、25Aタイプの「PS22056」が6,000円。 |
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