電波プロダクトニュース
041126_03
デシリアライザ 米テキサス・インスツルメンツ(TI)社と米ザイリンクス社は25日、両社が共同で開発したFPGAによるデシリアライザのリファレンス・デザインの供給を開始すると発表した。 この新しいリファレンス・デザインは、TIの「ADS527x」アナログ・デジタル・コンバーター(ADC)ファミリーから出力されるビット・ストリームのデシリアライズを行う。 同時に8チャンネルまでのシリアル信号をサポートし、自動的なデスキューおよびクロックへの同期機能を提供する。ADCの各出力データはシリアル信号化され、個別のLVDSシリアル・ペア信号として送信される。そしてデシリアライズ動作を容易にするため、独立したフレーム・クロックおよびシリアル・データ・クロックも供給される。 ザイリンクスのリファレンス・デザインはこのように非常に高速の入力信号を入力するために必要なタイミングを提供し、シリアル・データから主に使用されているパラレル出力バスへの変換を行う。 このシリアルLVDSのインターフェイス形式はシステム製造各社にいくつかの大きな利点もたらす。それはADCとFPGAの両方で必要なピン数が削減され、それに伴って配線数も減少式板のコストを削減できる。 さらにLVDSインターフェイス自身が差動電流モードのインターフェイスのため、外部からの雑音に対して高い耐性を持つと同時にクロストークによってプリント基板に侵入する雑音も非常に低いものとなり、コストの削減およびシステムの信頼性につながる。 付属のアプリケーション・ノートには、ザイリンクス社の「Virtex―」「Virtex― Pro」「Spartan―3」の各FPGAに高速シリアルLVDSレシーバーを容易に、かつ迅速に統合できるソリューションが記載されている。 |
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