電波プロダクトニュース
041126_01
FPDプロセッサ イクス(東京都品川区、井本眞義社長)は25日、液晶テレビやPDP向けにフラットパネルディスプレイプロセッサー「XV910」を開発、サンプル出荷を開始すると発表した。量産は2005年1月から予定。 世界シェア10%を有する、ビデオデコーダー「XV750」とセットで供給することで、2005年には120万個の販売を目指す。 「XV910」は、スケーリング処理、IP変換、画質調整、タイミングコントローラーなどのフラットテレビのバックエンド部を0.18μプロセスによりワンチップ化。Y/C分離などのビデオデコーダーの後段処理を担う。 ダイナミック・ガンマ機能や高度誤差演算処理機能、3次元IP動き適応型IP変換機能、バックライト適応制御などの高画質回路が特徴。斜め線を滑らかに、白つぶれや黒つぶれの映像を自動検出して鮮明な映像に変換する。また、10ビット高速ADコンバーター(74.25Mヘルツ)を内蔵しており、ハイビジョン信号の再生に対応できる。 13―26インチクラスのVGAからWXGAの解像度に対応、D1、D2、D3、D4信号入力をサポートする。パッケージは256ピンPBGA(17×17ミリメートル)でサンプル価格5,000円で供給される。 同社は、1999年に設立。半導体のファブレス事業を展開しており、テレビ方式NTSC/PALデジタルビデオデコーダー技術を、日本ビクターをはじめとした7社にIP(設計資産)としてライセンス提供した。その後、02年春にデジタルビデオデコーダーICを開発、提供を行っている。今後は新製品とビデオデコーダーのワンチップ化も計画する。 |
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