電波プロダクトニュース
041122_06
アプリプロセッサー フリースケール・セミコンダクター・ジャパンと米国TimeSys社のインテグレーション・パートナーである日新システムズ(京都市、井上晴高社長)はこのほど、TimeSys社製の組み込みリアルタイムLinux「TimeSys Linux」(タイムシス リナックス)が、フリースケールのアプリケーションプロセッサー「i・MX21」をサポートしたと発表した。 i・MX21対応TimeSys Linuxは、日新システムズから11月に出荷予定である。 フリースケールは、1995年にアプリケーションプロセッサーを発表して以来、PDA、ハンドヘルド、スマートフォン、IP電話、業務用端末などのアプリケーションに採用され、すでに5000万個以上の出荷実績を持っている。携帯電話の開発を容易にするために、ソフトウエアの対応を進めており、先日のシンビアンOSへの対応に続くもの。 「TimeSys Linux」は、オープンソースのLinuxカーネルVer2・4をベースに安定したネットワーキングをサポートする。 また、シングルカーネル構造と優先度の逆転現象を回避する「プライオリティーインヘリタンス」機能を持つ産業用で唯一のLinux。さらに、TimeSys社のオリジナル機能である「リザベーション機能」は、CPU資源やネットワーク資源をコントロールすることを容易に可能にする。 高い信頼性と安定した応答性に「リザベーション機能」を有するTimeSys Linuxとi・MX21と組み合わせることで、音飛び、動画のコマ落ちを防ぐことに有効で、MPEG4カメラ、VoIP電話、メディアプレヤー、カーナビなど特に動画、音声を取り扱うネットワーク対応機器をターゲットとする。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|