電波プロダクトニュース
041118_04
高密度実装化に効果的、0906タイプのアレイ型積層セラコンを開発。 太陽誘電は17日、0906(0.9×0.6ミリメートルサイズ)タイプのアレイ型積層セラミックコンデンサーを開発し、2005年1月から量産を開始すると発表した。玉村工場で月産1000万個体制。 アレイ型は配線パターンが平行に集中している場所に配置されると実装コストの削減や高密度実装化に効果的。特にコネクターやLSIの電源ラインやデータバスラインなどのノイズ対策に適する。 0906タイプのアレイは2回路の0603(0.6×0.3ミリメートルサイズ)タイプのコンデンサーを内蔵したもの。 1005タイプのコンデンサーを0603タイプに置き換える場合、使用している1005タイプ用のチップマウンターを用いることができない。 しかし、0906タイプアレイは、1005タイプにサイズが近いことから、1005タイプ用のチップマウンターを使用できる。 そのため、新たなマウンターを導入しなくて済み、しかも1005タイプを実装するよりも搭載点数が少なく、低コスト化でき実装密度も高めることが可能である。 また、0603タイプを2個使用するよりも、ランドの関係から実装密度が高まる。 定格電圧は25Vと6.3V。温度特性はCH特性とB特性。 今後、CH特性では、E6シリーズ、B特性では、E3シリーズまで拡充するほか、0.47μF、1μFを目指し、大容量化を図っていく考え。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|