041117_02
レーザーカプラー 
日亜化学工業とソニーは16日、ＤＶＤ再生用赤色レーザーと青紫色レーザー光ディスク再生用青紫色レーザーに対応した2波長レーザーカプラーを共同開発、2005年度末をメドに量産体制を構築すると発表した。今回開発した2波長レーザーカプラー（試作品）は、ＤＶＤ再生用赤色と青紫色レーザー光ディスク再生用青紫色の2つの半導体レーザーダイオードとそれぞれに対応した受光素子、受発光用光学部品を1体化した集積素子。 これまでのＤＶＤ／青紫色レーザー光ディスクシステムでは、2つの波長に対応したレーザーダイオードや受光素子などが、それぞれ独立して搭載されていたが、開発品は両機能を1つの集積素子に集約、光ディスクシステムにおける光学ヘッドの簡素化、小型化、高信頼性化を実現できる。 両社はこのレーザーカプラーを市場に供給することにより、青紫色レーザーダイオードを含めた製品のラインアップ拡充を図るとともに、安定した供給体制の構築を目指す。 |
||||||||||||