電波プロダクトニュース
041116_01
400MHzSHRCプロセッサー 米アナログ・デバイセズは15日、ホームシアターやプロフェッショナルオーディオ市場向けに、400Mヘルツ動作のSHARCプロセッサー「ADSP―21367」=写真=「同21368」を発表した。2005年第1四半期にサンプル出荷、2005年夏にも量産を開始する。 新製品は、昨年発表した第3世代のSHARC DSPファミリーに加わるもので、従来の333Mヘルツの動作周波数から400Mヘルツに向上させ、さらにオンチップメモリを8Mビットに拡張した。これにより、業界標準のオーディオデコーダーやポストプロセッサーアルゴリズム、顧客固有のアルゴリズムなどさまざまなアプリケーションを1チップで実現できる。 ロスレス・フォーマットを含むマルチチャンネル・デコーダーやマルチゾーン、192kヘルツプロセッシングの機能をサポートする。 プロフェッショナルオーディオ向けのADSP―21368は、共有メモリーシステムに対応しており、プロセッサーを4つ並列動作させるなどといった、レコーディングスタジオミキシングなどで有効な機能を提供する。 価格は、「ADSP―21367」が29.95ドル(1万個受注時の単価)、「同21368」が34.95ドル(同)。 さらに同社では併せて、オーディオシステムを容易に開発することができるソフトウエア開発ツール「VisualAudio」を発表した。サイトライセンス当たり価格は1995ドル。既存のVisualDSPプラスプラス統合ソフトウエア開発環境と、連携した開発を行うことができる。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|